【簿記3級講座2】貸借対照表と損益計算書を1番分かりやすく解説するとこうなります!

今回の学習内容
貸借対照表の中身とは

損益計算書の中身とは

前回「決算書には貸借対照表と損益計算書がある」という事をお伝えしました。

今回はその貸借対照表と損益計算書について、もう少し詳しく見ていきたいと思います。

「会社の決算書」だととっつきにくいので「会社員Aさんの決算書」を例に出して解説していきます。

Fuji

基本であり、超重要ポイントでもあります。 ここをきちんと暗記していないと、簿記は絶対に出来るようになりません!

損益計算書とは

損益計算書とは「その1年間で会社がどれだけ儲かったのかを計算する表」です。

早速ですが、会社員A君の損益計算書を見てみましょう。細かい数字は気にする必要ありません。雰囲気を掴んでください。

では早速。

はいどーん!

損益を計算している損益計算書。

収入ー費用=利益(残金)という凄く分かりやすい形式です。

会社だとこれが「売上」になったり「仕入」になったりする訳ですね。

ただ実は、簿記では少し形を変えて表現します。

それがこちら↓

これは上の表を簿記っぽく表したものです。

  1. 右側に収入金額を足して行って
  2. 左側に支出金額を足して行けば
  3. 差額が残金(利益)となる

という仕組みです。

言ってる事は全く一緒なので、上の表と見比べてみてください。

Lady

筆算みたいに縦にならべるんじゃなくて、左右に並べるのが簿記なのね

という事が分かればOKです。

ポイント(要暗記!)
  • 左側は収益を書く欄で「借方」と言う
  • 右側は費用を書く欄で「貸方」と言う
  • 差額は「損益」と言う

貸借対照表とは

貸借対照表とは「決算日時点で会社が持っている財産一覧表」です。

現金や建物のような「プラスの財産」も、借入金のような「マイナスの財産」も全部載ります。

百聞は一見に如かず。

今度はAさんの貸借対照表を…

はいどーん!

これがAさんが決算日に持っていた財産と負債の一覧表、貸借対照表です。

これまた左右(貸借)に分かれていて

  • 借方(左)には、お金(とお金に換金出来るような財産)
  • 貸方(右)には、お金を払わなければならないもの
    ※差額については以下の通り

が記載されています。

これをじっくり見ると

  • 現在の預金があって
  • 貸付を返してもらって
  • 払わなければならないものを全部払うと
  • 結局いくら残るの!(貸借差額の70万円)

というのが分かるようになっています。

上場会社は、こんなこっぱずかしい数字が公開されているんですね。

損益計算書はあくまで「収支」を見る表なので「その人がいくら稼いでいくら儲かっているか」は分かっても「ぶっちゃけ、貯金とか借金っていくらくらいあるの?」というのは分からないんです。

それを明らかにしているのがこの「貸借対照表」

貸借対照表には「いつからいつ」という概念はありません。

決算のその日、例えば「3月31日の24時00分にいくらお金があったのか」を表すための表です。

ポイント(要暗記!)
  • 借方(左)には財産である「資産」を書く
  • 貸方(右)には支払義務である「負債」を書く
  • 差額を「純資産」と言う

【オマケ】なんで損益計算書は繰り越さないのに、貸借対照表は繰り越すの?

簿記を少し学んで行ったり、実務になると

Lady

なんで損益計算書は繰り越さないのに、貸借対照表は繰り越すの?

という疑問を持つ事があります。

これは貸借対照表と損益計算書がどのような表なのかをきちんと理解すると解決します。

損益計算書は「その1年での」収支を計算する表。

  • 2018年は売上100万円で利益30万円
  • 2019年は売上120万円で利益34万円

というように、1年ごとで計算していく必要があります。

そのため決算が終わると、その度0円から再スタートとなるのです。

それに対して貸借対照表は「その日の財産状況(預金残高等)」を表す表。

決算が明けても、預金が0円になる訳はないですよね。

「その年に稼いだ(増えた)預金金額」を知りたいのであれば0円スタートにするべきかもしれませんが、簿記ではそういう考え方を取っていません。

「今、この会社にいくらの預金があるのか」の方が大事なので、決算ごとにリセットせず、残高を繰り越していきます。

Fuji

勉強したての方は、しばらく気にしなくて大丈夫です。別に試験に出る訳でもありませんので

今日のまとめと、前回次回

  • 左側を借方、右側を貸方と呼ぶ
  • 貸借対照表の借方:資産
  • 貸借対照表の貸方:負債と純資産
  • 損益計算書の借方:費用と損益
  • 損益計算書の貸方:収益

前回

【簿記3級講座①】簿記、貸借対照表、損益計算書。ぶっちゃけ簡単に説明すると?

次回

【簿記3級講座3】仕訳の基礎の基礎の基礎。ここが分かれば簿記3級の仕訳の理解はぐっと早まる!

 

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