簿記ってどんな資格?就活や実際の仕事では役立つの?

  
就職や実務に使える一般的な資格ってなんだろう

そんな時に真っ先に名前があがるのが「簿記」

会計事務所歴10年。大げさじゃなく本当に「毎日」簿記に触れて来た私が

  • 簿記ってどんな資格?
  • 何級があったら就活で便利?
  • 何級があったら仕事で役立つ?
  • どんな仕事で役立つの?
  • どうやって勉強したらいいの?

という事を紹介していきます!

どこよりもリアルな記事を書いていきたいと思うので、是非お付き合いください<(_ _)>

簿記=会社の家計簿

資格の名前として「簿記」という言葉はメジャーですが

Fuji
じゃあ「簿記」って何でしょう

と問われると、答えられない方も多いのではないでしょうか。

日常生活では一切出てこない言葉ですし、よく分からなくて当然です。

「簿記」を一言で表すと

「会社の家計簿(帳簿)をつける時のルール」

です。

このルールに従って毎日の取引を記録し、それを集計して決算書を作ります。

この決算書は銀行や投資家に提出され、事業内容の評価に使われます。

そのため、経済が潤滑に回っていくためには「帳簿付けや決算書作成の一定のルール」を定めておく必要がありました。

そこで生まれたのが、帳簿付けのルール「簿記」なのです。

このルールをどこまで詳しく知っているかで「簿記●級」というのが違ってくる形です。

簿記は就活や実務でどのくらい便利?

簿記の内容よりも気になるのは「実際、簿記って就活や実務でどれくらい使えるの?」というところでしょう。

結論からお伝えすると

  • 経理関係に就職するなら必須
  • 総務、事務関係の就職にも有効
  • その辺りに関わらない仕事なら、意味がない

という感じです。

また、「就活で使える=実務でそれを活かす場がある(むしろ場合によっては簿記がないと仕事にならない)」と考えてしまってOKです。

簿記の知識がないまま経理をやっている人もいますが、会計事務所職員から言わせると「経理としての役目を全う出来ていない」と言わざるを得ません。

簿記3級を持っていてくれるだけでも、こちらとしては「よかった、基礎の基礎くらいは分かるよね」と胸を撫でおろします。

「簿記を持っているだけで全ての条件をひっくり返せる」というような絶対無比な強さはありませんが「あ、この人はちゃんと簿記持ってるんだ」と履歴書選別の時に目に留まるようになるのは間違いありません。

逆に、会計や事務に全く携わらないような仕事であれば「英検4級」ばりにスルーされるでしょうから「簿記ブランド」に過度な期待は禁物です。

何級があれば仕事で役立つの?

日商簿記?全経簿記?全商簿記?

実は「簿記」と一口に言っても

  • 日商簿記
  • 全経簿記
  • 全商簿記

と様々なバリエーションがあります。

結論からお伝えすると、普段「簿記」と言われているのは「日商簿記」だと考えてください。
英語の試験だと分かりやすいと思いますが

  • 英検
  • トイック
  • トイフル

どれも「英語」の試験ですが、レベル感や社会での扱われ方が違います。

先に挙げた簿記の中では日商簿記が1番難しいのですが、むしろ「他が簡単すぎて社会人的にはあんまり意味がない」とも言えます。

いきなり日商3級から入って全く問題ないレベル感ですので「簿記と言えば日商簿記」と覚えておきましょう。

ここから先も、全て日商簿記を前提に進めて行きます。

簿記3級は「とりあえず知っています」レベル

簿記3級は、実務ではちょっと心もとないレベル。

しかし先程書いた通り、簿記を全く学んだことがない人ですら経理で働いているのが実情ですから、それに比べたら大幅にアドバンテージがあります。

3級は割と簡単に合格出来る難易度なので「もしかしたら事務職やるかも」という方はとりあえず受けておくのも良いかもしれません。

簿記の試験は年2回しかないので「就職に使いたい!」と思ってからでは時間がかってしまいます。勉強するならお早めに!

簿記2級は「実務で十分使える」レベル

実務でしっかりと使うなら2級の取得がベストです。

会計事務所の求人では「簿記2級所有」が一つの目安となっています。

会計事務所の応募条件になるくらいですから、通常の中小企業の経理レベルであれば「2級じゃ足りないな」と言われる事はまずありません。

実務独特の処理も多数ありますので「即戦力」とまではいかないかもしれませんが、ベースがしっかり身についているので、短期間で会社の経理を回せるようになるでしょう。

簿記1級は「会計事務所職員ですら資格取得が難しい」レベル

簿記1級は資格マニアが取るレベルです。

公認会計士や税理士の試験に求められる簿記レベルに若干近い物があるくらい難しいです。

実際会計事務所勤務の職員でもほぼほぼ持っていないですし、実務経験者でもしっかり勉強しないと合格は不可能です。

逆に言うと「実務でそんなん見た事ねーよ」みたいなレベルの問題が多かったりするので、大企業の経理部長などを目指している場合以外は受ける意味がないかと思います。

勉強方法は?

簿記3級、2級のレベルは決して高くありません。

TACや大原といった高額な専門学校の力を借りる必要はないでしょう。

ただ、2級まで独学で行けるかと言われると正直微妙なところ。センスがあってなおかつ結構な時間と労力が必要になると思われます。

個人的にオススメしたいのは(私も税理士講座を受講中の)「通勤講座」!

  • 講義
  • テキスト
  • 問題演習
  • 検定模試

が全て含まれて19,800円!(大手は7万円から)

確かに講義やテキストは若干安っぽいですが、合格するには十分な質である事は保証します。

詳しくは次回の記事にてご紹介しますね。

通勤講座 公式サイト

まとめ

いかがでしたでしょうか。

人手不足が叫ばれる昨今、簿記を持った事務職員は重宝されます。

一般事務であれば転職や再就職には困らない事でしょう。

特に子育て等で第一線を離れた女性が「ちょっと事務で働こうかな」なんて時にはとっても便利な資格です。

中小企業の経理事務であれば、残業もイレギュラーな業務もほとんどありません。

しかも最終的には顧問会計事務所の職員が帳簿をチェックしてくれるので「これで大丈夫かな」「失敗して責任を取らされたらどうしよう…」なんて心配も不要!

(経理や帳簿が間違っていても、それを発見できなかった我々会計事務所職員の責任になるんですよね…)

「何かを始めたい」「就活を有利に進めたい」そんな方にはオススメ出来る資格です!

通勤講座 公式サイト

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